サンマの早取りに疑問も=流通業者は旬の秋に期待 2019年06月15日13時15分 不漁対策で出漁が早まり、季節外れの初夏に入荷した小ぶりの生サンマ=8日、東京都江東区の豊洲市場 サンマ漁が例年よりも2カ月近く早く始まり、首都圏のスーパーで「生サンマ」の販売がスタートしたが、季節外れで小ぶりなため売れ行きはさえない。流通関係者からは、脂が乗る旬の秋に期待を寄せる声が多く、早期の出漁に疑問の声も上がっている。 【豊洲発】新鮮!魚の情報 不漁続きのサンマについて、水産庁は漁獲の回復に向け、今年から大型船が公海で1年を通じて操業できるよう規制を緩和。5月中旬から太平洋の公海へ出港し、6月15日までに150トン以上のサンマを北海道の根室港で水揚げした。 魚体は、昨年までの初物よりも一回り小さい1匹当たり100グラムほど。東京・豊洲市場(江東区)にも数回入荷したが「細身で脂が乗っていない」と仲卸業者
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