昨日(7月19日)のことですが、facebookを通じてある情報が流れてきました。特定の誰かが主張しているというよりは、コピペで拡散しているので、内容をかいつまんで要約すると以下のようになります。 (1) 2012年5月24日、東電は福一事故によるセシウム放出量を見直した結果、チェルノブイリの4倍、広島型原爆4023発分であったと公表した (2) この発表は英語でのみ行われ、日本のメディアでは報道されていない (3) 東電がこの発表を英語でのみ行ったのは日本人に知らせたくないからであり、 (4) それを日本のメディアが報道しないのは東電と政治の圧力がかかっているからだ (5) ようするに東電も日本のメディアも政治も腐っている いまだにこういうデマが流布するというのは嘆かわしい限りです。こういう話を見かけたら、「なんてこと! 許せない!」と義憤にかられて拡散する前に、一次ソースを確認するべき
![「セシウム放出量がチェルノブイリの4倍」というガセネタ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ca3e12d98a36e5b182766185b63cd33c26a509a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fagora-web.jp%2Fcms%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2Fagora-twitter.jpg)