2016年02月10日15:56 カテゴリ社会時評 自衛のための戦争もできない日本 「原発を並べて自衛戦争はできない〜原発と憲法の関係」というタイトルのパンフレットがある。山田太郎という著者名で頒布されているのだが、この人は本名を小倉志郎といい、元は第一線の原発技術者だった。本名で「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」(彩流社・単行本・2014年)を出版しており、当ブログでも紹介している。 http://blog.livedoor.jp/shimuratakeyo/archives/55611746.html パンフレットは、この著書のエッセンスを抽出したような内容で、日本は自衛のための戦争さえできないほど脆弱な国であることを明らかにしている。ほんとうの怖さは知らなかったことにして強気でいたい人がいるかもしれないが、書かれている内容は衝撃的だ。 話は、原発というものの構造から始まる。誰で
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