【ロンドン支局】英経済誌エコノミストの調査部門EIUは4日、毎年実施している世界主要都市の生活費調査の最新版を発表した。 それによると、前回調査では最も生活費が高い都市だったスイスのチューリヒは7位に下がり、2位だった東京が1位となった。2位には大阪が入り、デフレが続いていた中でも日本の大都市での生活費が高い実態が目立った。 3位は豪州のシドニー、4位はノルウェーのオスロ、5位は豪メルボルンだった。上位20位には、アジアと豪州の11都市、欧州の8都市が入ったが、北米の都市は入っていない。調査は、世界の約140都市で、食料や衣料、家賃など160以上の製品やサービスの価格を比較して行われた。