先週のアゴラで、野田総理は「三丁目の夕日」の郷愁に浸っているのではなく、日本が目指すべきビジョン戦略を示めす責任を背負っていると書きました。タイミングとは恐ろしいもので、当日にそのビジョンや戦略となる「日本再生戦略」が閣議決定され、翌日に配信されてきたメルマガ「官邸かわら版」にそのことが書かれており、リンク先には、野田総理の言葉がありました。 野田総理は「三丁目の夕日」への郷愁ではなく「ビジョンと戦略」を 「100ページを超える大部の文書ですが、この日本再生戦略、ぜひ一度、手にとって眺めてみていただければと思います」とあったので読んでみたのですが、官僚が古い発想で成長戦略を並べたものでしかなく、これでは再生とは程遠いと感じてしまうものでした。。 一般的には、資料の厚みと、戦略の質は反比例することが多いのですが、その典型例といえるのでないでしょうか。 「フロンティアを拓くという挑戦」 | 野
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