朝日新聞の伝える所では、家電、ネット最安時代 崩れる量販店の「最低価格保証」との事である。 「他店より1円でも安く」がモットーの家電量販店。でも、最近はインターネットの通販サイトの方が安い商品も増えてきた。ネットも「他店」になるの? 家電量販の今日の隆盛を構築するに至った背景は、無論家電商品の品質が向上し、修理を依頼する機会が減ったと言う事もあろうが、昔は街の商店街に必ずあった「街の電気屋さん」よりも遥かに廉価に販売したと言う事が大きい筈である。 別の表現をすれば、「販売価格」こそが家電量販店の最大の武器であり、存在意義と言う事になる。 しかしながら、嘗て安値を武器に片っ端から顧客を「街の電気屋さん」から強奪したのと同様に、今回はネットに奪われそうな状況である。 考えてみれば当然の話である。ネットであれば「店舗」に係る一斎の経費が不要であり、とてもリアルな店舗が競合出来るとは思えない。しか
![家電量販店の凋落](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/efe3b49a54b62af0c677cbb8914a237b80c4f112/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fagora-web.jp%2Fcms%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F02%2Ff1816d80.gif)