「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる(光文社新書) 佐藤健太郎(著) 税込価格:840円 出版社:光文社 ISBN:978-4-334-03706-2 福島第一原発の事故以降、頻繁に耳にするようになった “リスク”という言葉。 そして、毎日のように報じられる、大企業の倒産、若者の就職難、うつ病の増加といった、“暗いニュース”。 本書は、この“リスク”と“暗いニュース”が、無関係ではないと指摘しています。 あらゆるリスクを丁寧に回避することで自ら縮んでいる日本の状況を「リスク過敏症」と呼び、これが暗いニュースばかりが続く事態に少なからず影響しているというのです。 ではなぜ、我々はリスクを過剰に感じてしまっているのでしょうか?本書には、この疑問に答える、ひじょうに興味深い引用がのっています。それは、ハーバード大学のリスク解析センターが発表した「リスクを人々が強く感じるようになってし
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