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本と参考に関するsuzu_hiro_8823のブックマーク (2)

  • 『日本語が亡びるとき』を読む - tatemuraの日記

    梅田さんの釣りにかかって、水村美苗の新作エッセイ『日語が亡びるとき』を日から取り寄せて読んだ。すでに各所で指摘されているとおり、論考にはかなり飛躍や不整合があって、これが論文ならrejectだと思う。だが、エッセイとしては面白く、読み応えがある。国語としての日語の成り立ちとか、考えたことも無かった人には三章から五章のくだりは大変刺激的であろう。そんなこと前からよく知ってるよ、それにちょっと偏ってんじゃないの、という人も一章・二章を中心に「小説」として楽しめる。その中間の多くの人にとっては、問題意識をより多くの人と共有するのに役立つのではないか。 三章では、現在の「国語」である日語がいかに成り立っているか、日近代文学が「国民文学」としていかに日という近代国家の成り立ちに寄与しているか、ベネディクト・アンダーソンの『想像の共同体』をベースにしつつ語っている。 古来人類は文字を持たず

    『日本語が亡びるとき』を読む - tatemuraの日記
  • 小説の現状

    SFが荒廃した理由それまで脱脂粉乳を売っていた企業が、新たに牛乳を売り出したところ、 「こんなの、脱脂粉乳じゃない!!」と一部の消費者が怒り出しました。 多くの消費者が「脱脂粉乳より牛乳のほうが飲みやすいね」と言い出したので、 企業は脱脂粉乳を売るのをやめ、牛乳中心に切り替えるようになりました。 ホラー小説が荒廃した理由美味しいマスクメロンを作っていた農家が、新たにスイカを作り出したところ、 「スイカはメロンではありません」と一部の消費者が怒り出しました。 多くの消費者が「メロンもスイカもおいしいね」と言い出したので、 農家はメロンもスイカも作っています。 一部の消費者はメロンの生産量が減ったとぼやいてますが。 ミステリーが荒廃した理由それまでリンゴを作っていた農家が、新たにミカンを作り出したところ 「このリンゴは皮が黄色いから、これはリンゴではありません」と一部の消費者は 怒りだしました

    小説の現状
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