東京都の猪瀬直樹知事は23日の定例会見で、発電事業への投資活性化を目指して昨年10月に創設した官民連携のインフラファンドについて、神奈川県中井町のメガソーラー発電所など新たな投融資先6件が決まったと発表した。また、設立を検討中の都立小中高一貫校について、「4・4・4制」で平成29年4月に開校することを明言し、「ノーベル賞を受賞した山中伸弥京都大教授のような人材を輩出したい」と抱負を語った。詳報は以下の通り。【冒頭発言】 「まず、官民連携インフラファンドの投融資先について説明します。東京都の官民連携インフラファンドについて、新たな発電施設への投融資先6件が決まったのでお知らせします。日本初の試みである、東京都の官民連携インフラファンドについては、IDIインフラファンドとスパークス・グリーンインフラ・ファンド、この2つのファンドが投融資を行っています。これまで両ファンドからの投融資実績4件、約