「米国の高校はコンピューティングを本格的に教えていない。そうした授業があっても、コンピュータ・リテラシーを上げるためのものばかりで、科学としてのコンピューティングや批判的思考法は軽視されている。選択科目としているところも多い」(サンダース氏) アピールの仕方が悪い、女子にメッセージを届ける努力を怠っているか努力していても時期が遅いといった問題のほかに、メッセージの内容が的はずれである点もマイナス要素とされる。 少なくとも消費者サイドにおいては、女性にテクノロジーの魅力を訴える取り組みは実に安直でお粗末だ。携帯電話をピンク色にしてみたり、ラップトップをラメや花で飾り立ててみたりしても、テクノロジー業界で働いてみたいと女子に本気で思わせることはできない。 「(こうした戦略は)女性を技術発案者に育てることとは一切関係がない」(サンダース氏) それよりも、自分のアイデアが新たなテクノロジーをさらに
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