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2015年12月21日10:00 カテゴリ経営日本経済 東芝よ、何処に行く? 80年代は電機メーカーが花形産業でありました。部品メーカーから完成品メーカーまで株価はうなぎのぼりで鼻息は荒かったのですが、90年代からその行方に暗雲が垂れ込めてきました。テレビもそうでしたがどちらかというと携帯電話での海外戦略失敗あたりからつまづきが目立ち始めた気がします。 北米で日本の電機メーカーの存在感が下がっていき、家電量販店では日本製品が他国の製品と差別化できず、価格競争に突入していき、敗退が続いて行きました。技術やノウハウが外国に流出していたこと、製造コストの差異、更にはマーケティング力に於いて日本がバブル崩壊で金融機関の「本国回帰政策」の大号令で海外でのそれまでの足掛かりを失ったハンディキャップは非常に大きなものでありました。 その為多くの電機メーカーは生き残りをかけて熾烈な運命を辿りました。派手な
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