福岡県は、人への日本脳炎の感染の危険性が高まっているとして、「蚊に刺されないようにしてほしい」と注意を呼び掛けている。 日本脳炎は、ウイルスを持った蚊に刺されることによって感染する。昨年は全国で2人の患者が発生し、うち1人は福岡県内だった。 県は、ウイルスに敏感で感染蔓延(まんえん)の指標にされる豚を調査。 8月6日に採血した10匹全てが日本脳炎に感染していたため、注意喚起を出した。予防策として▽十分な栄養をとり、過労を避ける▽子どもは予防接種を受ける――を挙げている。
人間ドックを受診した人のうち「異常なし」と診断された人の割合が昨年、調査開始の1984年以来、初めて増加に転じたと日本人間ドック学会(奈良昌治理事長)が8日、発表した。 その理由は不明だが、同学会では、「メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)」が流行語になり、今年4月のメタボ健診導入を前に、生活習慣病への関心が高まったためとみている。 同学会は毎年、全国の人間ドック指定病院などを対象に受診結果を調べている。肝機能、コレステロール、肥満、中性脂肪、血圧など約50項目のいずれにも異常のない人の割合は、84年から減り続けていた。 84年に29・8%を占めていた「異常なし」が2006年には11・4%まで落ち込んだが、07年に病院など約800か所、受診者296万人を調査した結果、11・8%に初めて増えた。
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