高市総務相は7日午前の閣議後の記者会見で、菅官房長官と稲田防衛相が政治資金パーティーに出席した際、白紙の領収書を受け取り、自身の事務所関係者が金額などを記載していた問題について、「各党で検討し、統一的なルールを作っていただけたら、ありがたい」と述べた。 与野党の協議を通じて、白紙の領収書の扱いに関するルールを設けることが望ましいとの考えを示したものだ。 総務相は「政府から(政治資金規正法など)法改正まで含めた検討をすると、かなり時間がかかる」とも語り、各党の協議に期待感を示した。
東京都の猪瀬直樹知事(67)は18日、医療グループ「徳洲会」側から現金5000万円を受け取っていた問題の責任を取り、知事を辞職する意向を固めた。 周辺から辞職を求める声が強まり、猪瀬知事は同日、都幹部など周辺に辞職する意向を伝えた。 19日午前に猪瀬知事が記者会見を開いて表明する方針。都知事選は来年2月上旬頃までに行われる公算だ。
猪瀬氏の5000万 「借用証」でも疑念は消えない(11月30日付・読売社説) 巨額の借入金の趣旨は何だったのか。最初の釈明記者会見から1週間が過ぎても、疑念は一向に消えない。 強制捜査を受けた医療グループ「徳洲会」側から5000万円を受け取っていた東京都の猪瀬直樹知事が、都議会の所信表明で改めて「個人の借り入れだった」と強調した。 これまでの釈明の域を出ない内容に、議場から激しいヤジが飛んだ。各会派が「説明不足だ」と反発したのはもっともだ。 猪瀬氏は26日の記者会見で、現金授受の際に記入したとする「借用証」を公開した。貸金庫に保管していたという。 貸し手の徳田毅衆院議員の名前と日付が印字されているほかは、金額と知事の署名があるだけだ。返済時期や利子の記載もない。 これが本物であるとしても、借用証だけでは、「選挙運動のためではない」という猪瀬氏の主張が証明されたとは言えまい。 猪瀬氏は現金受
「全身全霊で職務にまい進する」。東京都の猪瀬直樹知事(67)は26日の記者会見で、昨年12月の知事選前に医療グループ「徳洲会」側から5000万円を受け取った問題について謝罪する一方、辞任する考えがないことを明言した。 会見では5000万円の「借用証」も公開したが、疑問は解消されたとは言い難い。 ◆直筆で書き込み 猪瀬知事が会見で示した借用証。昨年11月19日に徳田毅(たけし)衆院議員(42)から「議員会館に来てほしい」と電話があり、翌20日に5000万円を受け取った際にサインをしたと説明した。 借用証には、日付や「徳田毅殿」という宛名が印字され、知事が直筆で金額と名前、住所を書き込んでいるが、貸主と借り主どちらの押印も、返済期限や利子についての記載もない。質疑で、本物なのかと問われると、知事は「信用していただくしかない。間違いなく原本です」と強調した。 しかし、元東京地検特捜部副部長の若狭
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く