「全身全霊で職務にまい進する」。東京都の猪瀬直樹知事(67)は26日の記者会見で、昨年12月の知事選前に医療グループ「徳洲会」側から5000万円を受け取った問題について謝罪する一方、辞任する考えがないことを明言した。 会見では5000万円の「借用証」も公開したが、疑問は解消されたとは言い難い。 ◆直筆で書き込み 猪瀬知事が会見で示した借用証。昨年11月19日に徳田毅(たけし)衆院議員(42)から「議員会館に来てほしい」と電話があり、翌20日に5000万円を受け取った際にサインをしたと説明した。 借用証には、日付や「徳田毅殿」という宛名が印字され、知事が直筆で金額と名前、住所を書き込んでいるが、貸主と借り主どちらの押印も、返済期限や利子についての記載もない。質疑で、本物なのかと問われると、知事は「信用していただくしかない。間違いなく原本です」と強調した。 しかし、元東京地検特捜部副部長の若狭
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