「電気自動車(EV)の充電規格をめぐり、政府と業界は日本の規格(チャデモ)について官民挙げて国際標準化に乗り出すことを確認、昨年10月に欧米メーカー7社が表明した規格(コンボ)との世界標準を争うことになる。日本勢はすでにEVを商品化した優位性で立ち向かうが、もともと国際規格の標準化では欧米勢の発言力が強いだけに、日本方式が国際的に孤立するガラパゴス化への懸念もくすぶり始めている」と、フジサンケイビジネスアイは報じている。 これまで何度も聞いたような話だ。HDTV(ハイビジョン)の時もそうだったし、携帯電話関連では殆ど恒常的にそうなっている。勿論、目に見えぬところで、日本人や日本企業が提案した規格がきちんと国際標準になっているケースも枚挙に尽きないが、全般的に視ると、どうも「日本は国際気標準化活動に弱い」というのは事実の様に思える。 私は、伊藤忠時代には衛星放送がらみでハイビジョンが苦戦する