舞の海秀平氏が「昭和天皇と大相撲」と題した“記念講演”で、「外国人力士が強くなり過ぎ、相撲を見なくなる人が多くなった。NHK解説では言えないが、蒙古襲来だ。 外国人力士を排除したらいいと言う人がいる」と語って話題になったと言う。 NHKで言えない事を公開の講演会で発言するのも可笑しな話だが、丁度その頃に始まったワールドカップ代表選手の30%が、移民出身か2重国籍の持ち主であると言う統計が出ている。 だから言って、外国出身選手が多すぎて面白くないと言う不満は何処の国からも聞こえて来ないどころか、他競技と激しいファン獲得競争を展開する外国の各種のプロスポーツ界は、有能な外人選手の獲得に血眼になっている。 プロスポーツの国際化努力はどのスポーツでも共通で、今年の公式第一戦をオーストラリアで開いたメジャーリーグや、ロンドンで開幕戦を迎えたバスケット(NBA)は勿論、米国内で年間2億5000人以上の