宇宙で太陽光発電を行い地球に電力を送る「宇宙太陽光発電システム(SSPS)」は、実現させるハードルが高く「未来の技術」「夢物語」と呼ばれてきました。 しかし2023年1月3日、アメリカ・カリフォルニア工科大学(Caltech)の研究チームはSSPSプロトタイプ(技術実証機)を完成させ、ロケット「Falcon 9」に搭載して打ち上げに成功しました。 今後は、プロトタイプを用いた宇宙での実験やデータ収集により、SSPSの研究が加速すると考えられます。 詳細は、2023年1月3日に更新されたCaltechの『ニュース』で公開されています。 宇宙で太陽光発電して地球に送電する「宇宙太陽光発電システム」人類が継続的にエネルギーを得ていくためにも、クリーンな太陽光発電をさらに発展させることは重要です。 しかし従来の太陽光発電は、地球の面積や昼夜サイクルの制限を受けます。 この限界を解消するアイデアが「