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ブックマーク / sivad.hatenablog.com (3)

  • 科学技術立国と研究費のこれから。 - 赤の女王とお茶を

    まず大前提として、現在の研究プロジェクトになにかしら問題があったとして、その責任は第一にプロジェクトの統括者にあるべきもので、その下で働くために集められたポスドクや院生がもっとも大きなダメージを負う、というのはおかしな話です。 プロジェクトの責任者は研究費が凍結されたとしても職を失うことはほとんどないでしょうが、ポスドクや院生は生活費を失うことになります。 そもそも長期的視点で科学をやる、というのであれば、5年以内の短期プロジェクトに学生や若手の生活が依存している、という状況そのものがおかしいと考えねばならない。 なぜこういうことになっているのか、「科学技術立国」という錦の御旗と共に少し考えてみたいと思います。 まず、一口に研究費といっても、日では大きく二つの系統があります。 1.校費または運営費交付金 2.競争的資金 です。 簡単に説明すると、「1.校費または運営費交付金」というのは大

    科学技術立国と研究費のこれから。 - 赤の女王とお茶を
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2009/12/05
    スパコン騒動のときにこういう意見が出て注目されてくれれば、どれほど穏やかになったことか。/とはいえ、あの頃みんな扇情的で表面的な報道に飛びつき五月蠅かったからたとえ発表しても注目されてなかったかもorz
  • 基礎科学が種まきだとするなら日本に必要なのは苗を育て収穫しおいしく料理して食卓に届ける仕組みだ - 赤の女王とお茶を

    まさにタイトル通り。 週末は出張と博士ミーティングが連続して仕分けについてはリアルタイムでは見ていないのですが、ついった等で概要は把握しました。 緊急メッセージ、未来の科学ために 職の研究者ではない榎木氏が真っ先に動いているということが象徴的。第一声としてはバランスの取れたよい文章ではないしょうか。 科学は重要だし、わたしもその末端でメシをわせていただいているのでもちろん守りたい。 社会的に発言すべきということはかねてより言い続けてきたことなので、それも大歓迎です。 ただせっかく科学者なのだから、科学者らしさをいかすのも悪くない。 科学研究でなにかを考える時には、「これまで何があって、今どうであり、これから何をすべきか」を押さえておくのがいろはです。 日の科学政策でなにが起こってきたのか、ざっと把握するには以下のエントリがよくまとまっています。 博士はなぜ余るか? 日の科学技術政策

    基礎科学が種まきだとするなら日本に必要なのは苗を育て収穫しおいしく料理して食卓に届ける仕組みだ - 赤の女王とお茶を
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2009/11/16
    結局日本で尊ばれてるのは、これ見よがしに汗水垂らして必死にツルハシで大地をうがつ肉体労働者の姿なんやろね(一応"日本は脳筋こそ尊ばれる"を皮肉たっぷりで発言したつもりだがね
  • 日本はそろそろノーベル賞のクレクレをやめてもよい国だと思う - 赤の女王とお茶を

    今年のノーベル賞はいろいろな意味で興味深かったし、質の高いエントリが沢山書かれたと思います。 研究の奥深さや学問の素晴らしさがアピールされる一方、ノーベル賞の不完全さにもスポットライトが当たった点が特に面白かったですね。 例えばこんな記事たち。 Douglas Prasher博士のケース、ノーベル化学賞の裏側で このかたは、下村博士のおられたところ同じ海洋研究所にいて博士がみつけたGFPタンパク質の遺伝子をつかまえてその配列やアミノ酸配列を決めたものでした。 それで、まさにこの遺伝子をもちいてチャルフィー博士など今回の受賞となった研究をしようとしたのだけれども、継続困難で、研究費を打ち切られ職もうしなってしまったのだそうです。 日にノーベル賞が来た理由 戸塚洋二博士(1942-2008.7.10)です。戸塚さんこそ、ノーベル賞をもらわないわけにはゆかない人でした。 なぜ「大してうれしくな

    日本はそろそろノーベル賞のクレクレをやめてもよい国だと思う - 赤の女王とお茶を
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/10/10
    それは政局・官僚の"前例主義からの脱却"と同じくらい難しいことかも知れぬ。/似たようなのに日本の五輪至上主義もあるしなぁ・・・。
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