「失敗すればするほど幸運は来る。若い間に、いっぱい失敗して、挫折してください」――2012年のノーベル生理学・医学賞に決まった山中伸弥教授の発言が、ネットで物議を醸している。普通の人にとっては、日本は「1度失敗したらもうダメ」な社会なのに、安易に失敗を勧めて欲しくない、という反発が起こったのだ。 その一方で、「そう思い込んで諦めてるからだ」「どういう姿勢で臨んでいるかが重要だ」といった意見も出た。 「許容する空気があればな」「(失敗したら)派遣、ニートまっしぐら」 iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞に決まった京都大学の山中伸弥教授(50)が、高校生らに「1回成功するために、9回ぐらい失敗しないと幸運は来ない。若い皆さんには、いっぱい失敗してほしい」「ジャンプしようと思ったら一度屈まないと跳べない。失敗を恐れず、思い切り屈んで」などと自身の経験を踏まえて語り、エールを送った。2012年
![日本では「1度失敗したらもうダメ」なのか 山中教授「若い間にいっぱい失敗して」に喧々諤々](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f15540731750b6dd6c99f222bda7754386dc4b2a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.j-cast.com%2Fassets%2Fimg%2Ffb-og-img-news-160926.png)