平成21年に両親のもとに生まれた第1子のうち、いわゆる「できちゃった結婚」など婚前妊娠のケースの割合は、沖縄県で最も高く4割以上であったことが9日、厚生労働省の調べで分かった。全国平均でも4人に1人が婚前妊娠。10代では8割を超えた。 調査は厚労省が人口動態統計をもとに、5年ぶりに行った出生に関する統計分析。調査によると、婚前妊娠は沖縄県や福島県など九州、東北地方で高い割合を示した。東京都や京都府など大都市圏では低い割合にとどまった。 全国平均では18年まで増加傾向だったが、その後は微減傾向で推移。21年は前年比0・9ポイント減の25・3%だった。 年齢別では15〜19歳が81・5%、20〜24歳63・6%、25〜29歳24・6%、30〜34歳12・1%、35歳以上10・8%となり、年齢が高くなるにつれ婚前妊娠の割合が低くなっている。 30歳の女性(昭和54年生まれ)が子供を産んでいない割