少し前に、米国のK-12(日本の幼稚園~高校3年に当たる)教育市場でGoogleの「Chrome OS」のシェアが58%に増えたという記事を書きました。ちなみに、2位はWindowsで22%、3位はiOSで14%です。市場規模は拡大していて、端末の総出荷台数は前年比18%増の1260万台にのぼります。 この記事を書きながら、そういえば日本の学校教育のICT化はどこまで進んでいるのか疑問が生じました。文部科学省は2020年度に向けて「全ての学校で1人1台の情報端末を活用した学習を推進する」ことを掲げていますが、実際はどうでしょう。 Googleは教育関連サイトで「Chromebookが、日本の理系教育の水準を引き上げる」と主張して、日本での導入事例を紹介していますが、一部の私立校での話です。米国市場と異なり、日本市場でChrome OSの存在感はあまりありません。 そこで、日本マイクロソフト
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