ひのでの「可視光・磁場望遠鏡」が2月15日1時50分(世界時)にとらえた太陽フレアの初期の様子。クリックで拡大(提供:国立天文台) ひのでの「X線望遠鏡」で観測した太陽フレア。上の画像の2秒後に撮影。クリックで拡大(提供:国立天文台) 2011年2月15日午前10時44分(日本時間)に太陽表面で発生した巨大フレアを、太陽観測衛星「ひので」のX線望遠鏡、可視光・磁場望遠鏡がとらえました。 11年周期といわれる太陽活動は、前サイクルの極小期が延び、今サイクル(第24活動周期)が2009年に始まりましたが、これまでのサイクルより活動の立ち上がり方が低く、大きなフレアも発生しない状況が続いていました。今回のフレアは、今サイクルで最初の大規模フレアとなります。今後は太陽活動もより活発になり、今回を上回る大規模なフレアが頻発することが予想されます。 このフレアの画像と動画を、国立天文台ひので科学プロジ