関連トピックス関西電力原子力発電所北陸電力 経済産業省原子力安全・保安院は29日、関西電力美浜原発(福井県)と日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(同)の敷地内を走る断層の追加調査をするよう、両事業者に指示した。調査計画を9月5日までに提出するよう求めた。 美浜原発ともんじゅの敷地内には、原子炉直下を含めて複数の断層が走っている。これらが敷地近くを走る活断層「白木―丹生断層」が動いたときに引きずられて動く可能性がないかを調べる。保安院の専門家会合で委員から関連性を明らかにするよう指摘が出ていた。 敷地内を走る断層をめぐっては、日本原子力発電敦賀原発、関西電力大飯原発、北陸電力志賀原発などで調査を進めている。 関連リンク美浜・もんじゅも断層再調査 保安院決定 計6原発に(8/24)美浜・もんじゅの敷地内断層「再調査必要」 保安院(7/3)断層連動「100キロ想定を」 敦賀