シリア北部のトルコ国境に近い要衝アインアルアラブ(クルド名:コバニ)で、イスラム過激派「イスラム国」との戦闘の間に、カメラマンのためにポーズを取るイラクのクルド自治区の治安部隊ペシュメルガの戦闘員(2014年11月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/AHMED DEEB 【1月27日 AFP】米中央軍(US Central Command)は26日、シリア北部のトルコ国境に近い要衝アインアルアラブ(Ain al-Arab、クルド名:コバニ、Kobane)でクルド人部隊がイスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」を撃退し、アインアルアラブの約90%を制圧したと発表した。 クルド人部隊を空爆で支援してきた米軍は、数か月に及んだアインアルアラブでの戦闘で勝利を収めたとクルド人部隊が発表した後でも、戦況について慎重な見方をしていた。 しかしイスラ