不登校、ひきこもり、児童虐待、ドメスティック・バイオレンス(DV)、高齢者虐待、アルコール依存症、摂食障害、リストカット、ギャンブル、恋愛依存、SEX依存、インターネット依存(ネトゲ廃人)、ケータイ依存、買い物依存、借金依存、仕事依存(不在がちな夫)、ペット依存、宗教依存、暴力依存、PTSD、などのアディクション問題(嗜癖行動)は、今や家族や現代社会を抜きにしては考えることができません。 こういった諸課題の解決には、医療、福祉のみならず、政治学、経済学、社会学、心理学、倫理学、嗜癖行動学など学際的なアプローチが必要と考えています。また家族だけでなく、その家族を取り巻くコミュニティー(地域社会)にも目を向け、その資源を有効利用していくことが課題解決のための糸口になると考えています。 また、わが国における地方分権という大きな政治的な流れの中で、地方に山積する課題をこの嗜癖行動や家族という視点か