asahi.com（朝日新聞社）：イスラエル軍のガザ支援船突入「不適切」 国連調査委 - 国際印刷 イスラエル軍が昨年５月、パレスチナ自治区ガザに向かう支援船に強行突入し、トルコ人の活動家ら９人が死亡した事件で、国連の調査委員会がイスラエル軍の行為について「過剰で不適切」と批判する報告書をまとめた。米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）が１日、報じた。 同紙は、公表前の報告書を独自入手した。 報告書はイスラエル軍が実施していたガザの海域封鎖については「イスラエルはガザの武装勢力から安全上の脅威にさらされており、ガザへの兵器流入を防ぐための措置として合法」と擁護。イスラエル軍が支援船に乗り込んだ際に「乗員の一団から組織的で激しい抵抗を受けた」としながらも、その際に取った武力行使については「過剰で不適切だった」「（乗員の）人命の損失は容認できない」と非難。イスラエル側に対して、適切に遺憾の意を表明し、遺族へ賠償金を支払うよう求めている。 関連記事ガザへの支援船「今年も出す」 トルコ
