群馬県桐生市の市立小学校に通う6年生の女児(12)が市内の自宅で首をつって死亡していたことが分かった。父親は「学校内のいじめが原因」と話しているが、学校側は25日に記者会見し、「人間関係に問題があったが、いじめとまでは認識していなかった」としている。 大間々署によると、女児は23日午前に自分の部屋で首をつった状態で亡くなっているのを母親が見つけ通報した。遺書や日記は見つかっていないが、署は状況から自殺とみている。 父親は取材に対し、「学校では班ごとに給食を食べているのに、娘は1人で食べていた。担任の先生に何度も相談したが、対応してもらえなかった。改善を申し入れたが、いじめは収まらなかった」と話している。 これに対して、記者会見した校長(59)は「亡くなった児童には給食を一緒に食べるように指導したが、1人で食べていたので班を組み替えるなどした」と説明した。 今月21日の校外学習には、