大手商社7社の2013年9月中間決算は、海外事業の利益が円安で伸び、6社の純利益が前年同期を上回った。稼ぎ頭だった資源関連の事業は新興国経済の減速で頭打ちだが、食料ビジネスや海外での電力事業など、資源以外の分野が利益を下支えしている。 商社の稼ぎは、物品販売などによる営業利益だけでなく、海外企業への投資による配当も含めた純損益が大きな意味を持つ。各社とも増益部分の多くは円安の恩恵だった。増益基調だが、中国など新興国経済の停滞を受け、年間の業績予想を据え置くなど先行きは慎重な見通しだ。
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