どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 独立行政法人農業環境技術研究所(農環研)が10月7日、東京で「放射性物質による土壌の汚染—現状と対策」と題したシンポジウムを開きました。極めて充実した内容でした。配布資料もウェブサイトで公表されています。 今回は、私が個人的に特に印象に残った内容をいくつか、ご報告します。 基調講演を行ったのは村松康行・学習院大学理学部教授。マスメディアにも頻繁に登場していますが、福島県にたびたび入り調査研究をしているそうで、現在のさまざまな農作物の問題を解説してくれました。 多くの聴衆が気になっていたのは、コメの予備調査で福島県二本松市内の玄
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