カダフィ政権が事実上崩壊したリビアへの関与や反カダフィ派の承認を巡り、反カダフィ派を軍事的に支援してきた北大西洋条約機構(NATO)や、カダフィ政権の支援を受けてきた国々が加盟するアフリカ連合(AU)に足並みの乱れが起きている。【ブリュッセル斎藤義彦、ヨハネスブルク高尾具成】 25日にトルコで開かれた主要28カ国のリビア関係国会議で、NATOの軍事作戦の継続について「市民の保護に重要」と了承された。しかし、反カダフィ派によるカダフィ大佐の拘束作戦については、英国が「NATOの協力」を認めているのに対し、米国は、国連決議に反していることなどを理由に反対の意向を示したままだ。 フォックス英国防相は25日、「NATOは(反カダフィ派の)国民評議会が大佐や残党を発見するのを助けるため、情報や偵察装備を提供している」と英テレビに述べた。 今年3月に採択された国連安保理決議に基づくNATOの役割は、飛
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