南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)のために11日から順次派遣される陸上自衛隊の現地支援調整所要員、施設隊員をそれぞれ率いる生田目(なまため)徹現地支援調整所長(1佐)と坂間輝男施設隊長(2佐)が記者団のインタビューに応じ、活動に向けての抱負や意気込みを語った。主なやりとりは次の通り。生田目現地支援調整所長 --活動の抱負は 「今回の特色は施設活動の任務を実行することに加えて、どういう任務を行ったら、南スーダンのために一番いいのかというアイデアを出すことを含めて活動を行うと考えている。調整所と施設隊の連携で日本ならではの活動をしていきたい」 --活動の課題は 「雨期にかなり雨が降ると聞いているので、雨期の間に何もできないのか、できるものがあるのかを見極め、できることを少しずつやっていきたい。そして、成果を上げていきたい」 --現地の治安について 「(首都の)ジュバ市内は極めて治安が安定