(CNN) 政治権限を行使出来る地位獲得や経済界への進出、教育の機会均等などで男女平等の度合いを調べる各国別調査でアイスランドが首位だったことが27日までに分かった。2位から4位にはノルウェー、フィンランド、スウェーデンが入り、北欧諸国で男女同権の意識が浸透していることを示した。 世界経済フォーラム会議(ダボス会議)が134カ国を対象に昨年まとめた調査結果で、平均寿命と性別の寿命の差異を含めた計4項目で各国を比較した。比較値は0から1までの範囲で示し、1は完全な男女平等を意味した。首位のアイスランドは0.8496だった。 5位以下はニュージーランド、アイルランド、デンマーク、アフリカのレソト、フィリピン、スイスと続いた。 米国は0.7411で総合19位だが、教育の機会均等では最高の1を記録して21カ国と並ぶ首位だった。ビジネス界への進出の面では6位、寿命の項目では38位、政府機関などで働く