2015.02.02 Mon インドネシア大臣「死刑執行はインドネシアの法の堅持にとっての試練」/ Kompas紙 SYNODOSが選ぶ「日本語で読む世界のメディア」(東京外国語大学) テジョ・エディ・プルディジャトノ政治法律治安担当調整大臣は、麻薬事件実行犯への死刑執行は、他国からの非難や脅威があっても中止しないと断言した。テジョ大臣は、自国民を死刑執行から救い出そうとする国があるのは当然だと述べた。 これは法の堅持にとっての試練である。「わが国の国民が他国で死刑になるとしても同じことだ。われわれもきっと擁護するだろう」と、スナヤン地区のFXビルにてテジョ大臣は去る1月20日に述べた。 テジョ大臣によるとインドネシア政府の、麻薬事件実行犯に対する姿勢は、非常に明確である。テジョ大臣は、このことはジョコ・ウィドド大統領に対し64人の死刑囚から出された恩赦の申請を拒否したことにも示されている