難民や国内避難民、今年は６千万人超 過去最多を記録か：朝日新聞デジタル
国連難民高等弁務官事務所（ＵＮＨＣＲ）は１８日、戦争などによる難民や国内避難民ら「強制的に避難させられた人々」の今年の総数が６千万人を大幅に超え、過去最高を記録する見込みだと、発表した。昨年は５９５０万人だった。 ＵＮＨＣＲによると、６月の時点で難民は推定２０２０万人に達した。昨年末の時点で１９５０万人だった。国内避難民は３４００万人で、前年同期比で１８０万人増えた。また、今年上半期だけで、新たに５００万人が難民や国内避難民として強制的に故郷を追われた、としている。難民の最大の発生国は、シリア（４２０万人）で、アフガニスタン（２６０万人）とソマリア（１１０万人）が続いた。 グテレス難民高等弁務官は、「すべてを失った人々への寛容と同情、連帯がより必要になっている」と声明を出した。（ジュネーブ＝松尾一郎）
世界の難民 ８００万人余増加で過去最大 NHKニュース
ＵＮＨＣＲ＝国連難民高等弁務官事務所は、内戦や政治的弾圧などによって住む家を追われた人の数が世界で６０００万人近くに上り、去年だけで８００万人余り増えて１年間の増加数としてはこれまでで最も多くなったことを明らかにしました。 それによりますと、去年末の時点で、難民として国外に逃れたり、国内で避難したりしている人の数は５９５０万人に上っています。これは、おととしの同じ時期と比べて、８３０万人、割合にして１６％余り増え、１年間の増加数としては、これまでで最も多くなっています。 国別で最も多いのは、▽内戦が続いているシリアで１１６０万人、次いで、▽反政府ゲリラと政府軍との衝突が続くコロンビアで６４１万人、そして、▽過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートが勢力を拡大してきたイラクで４１０万人となっています。また、最も多くの難民を受け入れているのは、▽トルコの１５９万人、次いで、▽パキスタンの１５１万人
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