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  • 十指春風─緙繡と絵画に見る花鳥の世界_技芸の妙

    緙絲や刺繍、漆箋、木版画などの作品には画稿がありますが、材質や製作技法の違いによって、美術的表現もまた異なります。緙絲と刺繍は糸の太さや光沢、織り方、運針の粗密などの違いによって、よりよい作品となります。漆箋は漆の研磨や濃度、厚さによって異なります。花鳥を描く際に、運筆が緩慢で掠れていれば、古拙な趣がかもされます。清代光緒年間に出版された『文美詩箋齋譜』は套印法(多色刷り)で印刷されました。刷りの際には、ずれのないよう塊板(版木)を正確に重ねなければなりません。花卉のグラデーションやぼかしなど、原画の精神まで見事に表現され、絵画にかなり近い効果が生まれます。 「漆箋」とは、漆を平らに塗った絹布に彩色画を描いたものである。瑟や奩、盤、屏風などの器物に描かれた古代の漆絵は、刻漆や堆漆、彩絵などの技法が用いられている。この冊は絹布に黒い漆を直接平塗りし、少量の油か漆と顔料を混ぜたものを塗り重ねて

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