田中明彦JICA理事長が、国連開発計画(UNDP)の人間開発報告書(Human Development Report: HDR)のアドバイザリー・パネルのメンバーに就任しました。 人間開発報告書は、人間中心の開発を普及・推進することを目的に、UNDPの委託に基づき独立して制作・編集されています。同報告書は1990年に創刊されて以来、革新的な分析手法や開発思想を提唱しており、国際開発の分野で最も大きな影響力を持つ報告書の一つです。 HDRアドバイザリー・パネルは、ノーベル賞受賞者など、世界の著名な学者や政治家、開発専門家から構成され、人間開発報告書室の制作チームに対し、戦略的な指針を示すとともに、報告書への専門的な助言を行うことになっており、田中理事長は日本から唯一のメンバーとなります。 JICAとUNDPは国内外で援助協調を図っており、これまでに様々なレベルで協力関係にあります。2012年