―アジア諸国との二国間共同研究の実施により、新品種の開発に必要な 育種素材(植物遺伝資源)の導入環境を整備します― イネや野菜など植物遺伝資源の宝庫であるアジア諸国との二国間共同研究を通じて、高温耐性や病害虫耐性などに優れた育種素材(植物遺伝資源)を探索し、それらの遺伝的な特性情報を公開することによって、国内の公設試験場や種苗会社等が行う育種事業を支援し、「攻めの農林水産業」に資する画期的な新品種の開発を推進します。 (独)農業生物資源研究所(NIAS)は、農林水産省の委託プロジェクト研究「海外植物遺伝資源の収集・提供強化」を受託し、今年度から5年間にわたり、ベトナム、ラオス及びカンボジアと植物遺伝資源の特性解明等に関する二国間共同研究を開始することとしました。また、次年度以降、さらに対象国を追加し、アジア地域の植物遺伝資源を相互利用できる環境を整える「アジア植物遺伝資源(PGR Asia