ウクライナ人の代理母から生まれた子どもの指を握るフランス人の親。ウクライナのウージュホロド(Uzhgorod)で(2011年4月14日撮影)。(c)AFP/OLEXANDER ZOBIN 【6月26日 AFP】北米先住民の子を養子として育てた夫婦から親権を取り戻したいとして、生物学上の父親が起こしていた訴訟で、米連邦最高裁は25日、実の父親が北米先住民であることを理由に親権を戻すことを命じた下級審の判決を破棄し、審理を差し戻した。 マット・カポビアンコ(Matt Capobianco)、メラニー・カポビアンコ(Melanie Capobianco)さん夫妻は、養子縁組を結んだ北米先住民の子どもをベロニカ(Veronica)と名付け、生後まもなくから育ててきた。だが、子どもの誕生前に一度は養子縁組を認めた先住民チェロキー(Cherokee)出身の実父、ダステン・ブラウン(Dusten Bro