社会 エビ養殖めぐり奴隷労働、タイ沖 英紙告発2014年6月11日 Tweet 【ロンドン共同】英紙ガーディアン(電子版)は10日、タイ沖でミャンマーやカンボジアからの多数の出稼ぎ労働者が漁船で過酷な労働を強制され、見せしめに仲間を殺され、暴力に耐えていると報じた。取った魚を加工した魚粉はタイの食料大手が餌として買い取りエビを養殖、同紙は「奴隷労働」によるエビが世界中のスーパーに流通していると指摘した。 タイの養殖エビ輸出は例年世界一で、約4分の1は日本向け。問題のエビは日本にも出回っているとみられる。 同紙によると、公海で操業する漁船から逃げた労働者らは「20人の仲間が殺された」「鎖でつながれ、食事も与えられなかった」と訴えた。 (共同通信) 次の記事:理研センター長らの退任を要求...>> 今日の記事一覧 今月の記事一覧 最近の人気記事