「女の敵は女」というエッセイについてお話しよう。 私はここで「これは男女差別ではない」とか言うつもりは無い。 単に良い歳をした大人が、自分の所属する集団の暗黙のルールを自分の良いように捻じ曲げた事にあきれただけだ。 確かに、悪習は正す必要がある。 しかし長い間培われてきた制度を自分の代だけで強行に変革を進めてしまっては、周囲との軋轢を生むだけである。 「では、後は男だけで」と言われる前に、"長男"に対し「慣習では男だけかもしれないが、私も法事に参加させて欲しい」と伝えておくか、または今回の法事は諦めて次の法事は参加できるようお願いをするという事でも構わないだろう。 親戚一同がそろう中、幾ら正しい(と自分では思っている)主張をしたところで、周囲からの反応は「空気読め」では無いだろうか。 筆者の発言によって周囲がどのような反応を示したかという事が分からないが、私としては兄嫁の一人によって皆が爆