ガレージに車を入れて降りてみたら、車の鼻先に灰色の小さな雛が一羽。近づくとばたばたもがいて、十数センチなんとか動く感じ。ああこれは玄関先の巣から落ちて、じたばたしているうちに数メートル先のガレージのところまで来たんだと直感。 これ絶対車の車輪の間を抜けたなと思えるところにいて、幸運にも轢かずに済んだようです。 巣に返してやらなければ死ぬだけでしょう。カラスもときどき見かけます。 でも先日の『夏目友人帳』で、人の匂いのついた雛が巣に戻されても仲間はずれで死んでしまうという筋立てを見たばかりでしたので、(真偽はともかく)うかつに触って匂いをつけられないなと手を一度引っ込めました。 とりあえずちりとりの上に箒で静かにかき入れます。親らしいツバメが頭上を飛んでいます。二段の踏み台を持ち出して、上に乗り、ちりとりを巣に近づけますがちょっと届きません。 どうしたものかとちょっと考え、これは炭ばさみだと