彼女のヘソを覗いたら、中にちっちゃいおっさんがいた。 昔からいるらしい。 彼女はすごく可愛くて、性格もいいのに。 お腹の中におっさんがいるなんて。 別に悪さはしなくて、外に出てくることもない。 でもおへそからこっちを見てるし、俺たちの会話も聞いてる。 気味が悪いよ。 もし彼女と結婚したら、おっさんもついてくるってこと? 嫌だよそれは。 追い出せないんだろうか? でも彼女はおっさんに愛着を持ってるらしい。 時々悩みの相談にも乗ってくれるんだって。 なんだよそれ。 もうおっさんと結婚しろよ。 でも違うんだって。 おっさんは親みたいな存在で、恋愛ではないらしい。 そんなの分かるもんか! 中にいるちっさいおっさんは、絶対下心あるよ! 許せない。 俺は彼女のヘソに叫んだ。 「おい!出ていけ!彼女の腹の中から出ていけ!」 そう言ったらおっさんはフフフと笑って、寝てしまった。 くそ、こいつ居座るつもりだ