知らない番号からの電話に出た際、沈黙が続いた経験はないだろうか。相手が何も答えないこともあれば、しばらく間を置いてからようやく応答があることもある。実は、この不気味な現象には明確な理由がある。電話に応答したという事実だけで、その番号が実在の人物によって使用されている「有効な番号」であると証明されてしまうのだ。これは、その番号と持ち主が将来的な詐欺の標的リストに登録されたことを意味する。 自動化された「偵察活動」 サイバーセキュリティ企業のKeeper Securityで最高情報セキュリティ責任者(CISO)を務めるShane Barney氏は、米ZDNETの取材に対し「無言電話が偶然であることはほとんどない」と語る。多くの場合、これらは自動化された「偵察活動」の一環だという。詐欺は産業規模で展開されており、攻撃者は人手を投じる前に、その番号がアクティブで実在の人間が応答するかどうかを確認す