築128年のJR桜井線・櫟本(いちのもと)駅(奈良県天理市櫟本町)の木造駅舎を改装した1日1組限定のホテル「CEUEU(セウエウ)櫟本駅」が開業した。キャッチコピーは「夜行列車の気分で、駅舎に泊まる」。部屋の窓のすぐ横を電車が行き来するとあって、鉄道ファンの人気を集めそうだ。【望月靖祥】 駅は1898(明治31)年、当時の奈良鉄道の京終―桜井間の開業に伴って建設され、2002年に無人駅化された。駅舎の老朽化が進んだことから、JR西日本は25年9月、建物部分を天理市に無償譲渡。市は民間から駅舎の活用法を募集し、ホテル開発運営会社「立志社」(京都市)の提案を採用した。 「時間忘れてのんびりして」 総工費は約3500万円。事務室と休憩室だった平屋をロフト式に改装した。…