メディアの関連記事によると、連盟は王将戦をさらに発展させるために主体的に運営したいと、毎日とスポニチに申し出て合意に至ったという。毎日とスポニチは第75期王将戦から、特別協力として報道面で力を尽くす。スポニチが長期に掲載している、七番勝負の勝者が披露して評判の「コスプレ写真」も継続するようだ。 タイトル戦の運営システムについて、仮に…… 〈P新聞社がX棋戦を主催して、将棋連盟に1億円の契約金を支払う〉 というモデルケースを基に解説する。 契約金のうち約20%が連盟の運営費。P新聞社との諸連絡、X棋戦の対局での諸経費、連盟事務局の人件費や事務経費の一部に充てられる。優勝賞金は棋戦によって違い(10~15%)、前者なら1000万円。残りの約65~70%は棋士の対局料、参稼報償金などとして支払われる。 協賛金は“上積みでなく肩代わり”では 私こと田丸は1989年から1995年まで、連盟の理事に在