先進国の学力は過去最低、日本が首位に 経済協力開発機構(OECD)が9月8日に発表した2025年の学習到達度調査(PISA)で、OECD加盟国の15歳の平均成績は「科学コンピテンシー」「数学的リテラシー」「読解力」の3分野すべてで過去最低を記録した。 その中で、日本は3分野すべてにおいてOECD加盟国で首位に立った。3分野そろっての首位は調査開始から初めてのことだ。なお、日本より上位にいるのは、シンガポールや中国、台湾など、OECDに加盟していない東アジアの国・地域だけである。 対照的なのが、かつて「学力世界一」ともてはやされたフィンランドである。今回は数学で22位、読解力で16位にとどまっており、「凋落」と言ってもいい状況にある。 日本とフィンランドの明暗を分けたものは、いったい何だったのか。 イギリスの「フィナンシャル・タイムズ」紙(以下、FT)は、今回の結果を分析し、基礎知識の習得を