プライベートクレジットの「プライベート」とは何か 実はプライベートクレジットはその定義がきわめて曖昧で、「プライベート」が何を表しているのか、よく分からないという面があります。その点にも、このプライベートクレジットという金融商品の性格が表れているのです。 ここで言う「プライベート」は、「パブリック」の反対語としてイメージされています。金融市場で「パブリック」といえば「公開市場」、つまり上場された株式を指します。公開の市場で値段が付き、その日、その時点の時価で誰でも売ったり買ったりできるというものです。 その点で「パブリック」という概念はとても分かりやすく、はっきりしています。 問題はその反対概念としての「プライベート」のほうです。「プライベートエクイティ(株式)」のように使われるときは「未公開株」、つまり株式市場に上場されていない未上場株を指します。 アメリカでは未公開株を対象とする市場も