しかし、人気企業の大学別就職者数を見ていくと、偏差値だけでは説明できない採用の実態が浮かび上がります。今回は、入試難易度だけでは見えない「就活に強い大学」の実力を探ります。 今回、就職人気ランキングの上位企業について、就職実績が確認できた主要79大学のデータ(2025年春)を集計したところ、企業ごとの明確な特徴が見えてきました。 人気企業でも「難関大比率」はバラバラ 例えば、5大商社の一角である伊藤忠商事では、今回確認できた就職者125人のうち、早慶と東京一科(東大・京大・一橋大・東京科学大)、旧帝大の出身者で68%を占めています。これは「人気企業ほど難関大出身者が多い」という世間のイメージに合致する結果です。 ところが、業界や企業を変えて横並びに比較すると、その景色は一変します。例えば、みずほフィナンシャルグループでは難関大比率は45%、トヨタ自動車では42%。一方、全日本空輸(ANA)