地元テレビ局は「丸亀うどん祭り2025」ジャック状態となり、丸亀城だけでなく、公園や広場、商店街など、会場はどこに行っても人でいっぱいだった。地元・丸亀市の方々も「こないにお金も人も使うて、丸亀製麺はどんだけがいな会社なんじゃ!」(讃岐弁で「どれだけすごい会社なんだ!」)と、驚いた様子だった。 なぜ全国規模の企業が1つの市のために、ここまでのリソースを投じたのか。 「丸亀にない丸亀製麺」の暗い過去 丸亀製麺の創業は2000年11月、兵庫県加古川市。店名に「丸亀」を冠しているものの、丸亀市で創業したわけではない。讃岐うどんの本場・香川県の創業ではないのに「讃岐うどん」を名乗り、従来の讃岐うどんとは異なるスタイルで全国展開を進めてきた。 こうした経緯から、香川県内では反発の声も根強く、過去には3店舗が出店したものの撤退を余儀なくされた。そして香川県進出から20年近く経過したいまも、丸亀市での出