再審制度を見直す刑事訴訟法改正案が26日、衆院で審議入りした。刑事裁判を巡っては再審以外にも、「マル特無期」と呼ばれる制度に司法関係者が見直しを求めている。無期刑の受刑者の仮釈放審理で検察側が厳しい意見を付ける制度で、マル特無期と選定され服役中の人は2025年は552人いることが、最高検察庁への情報公開請求で分かった。無期刑全体の約3分の1に相当し、司法関係者は「事実上の終身刑化だ」と指摘する。 (木原育子) 本紙は今年3月、最高検に情報公開請求し、最高検は2018~2026年分を公開した。文書によると、マル特無期とされ服役中の人の累計は2018年以降では2025年に初めて550人を超え、最多だった。2025年に新規で選定された人は12人。2024年は19人で前年比約2.4倍、今年に入ってからは請求時点ではいなかった。